ふ 古内東子。
私が、
日本人女性アーティストの中で、
「詞」に関して、No.1だと思うのが、
古内東子。
「女」に関して、この人より良い詞を書ける人は、
居ないと思っている。
悲しい気持ち。うれしい気持ち。楽しい気持ち。
恋愛を表現する上で、
いろんな“気持ち”があるけれど、
その中でも、
切ない気持ち。
これを表現するのが、とにかく上手い。
相手と上手くいかない時はもちろん、
上手くいってる時でも、
常に、付いて回るのが、
この、切ない気持ち。
誰もが、言葉で表現するのが一番難しいのが、
この、切ない気持ち。
それを表現するのが、とにかく上手い。
古内東子の5th Album「Hourglass」。
このアルバムは、
「無人島に持って行くCD3枚選ぶとしたら」のうちの、
1枚に選ばれるくらい、大好きなアルバム。
11th Album「Dark Ocean」。
ミディアムテンポからバラードまでの曲だけで
構成されているのに、一つの作品として完成度の高い、
素晴らしいアルバム。
中でも「くすり指」という2分程しかない短い曲の詞は、
胸がぎゅっとなって、涙が出そうになる。
その他にも、もちろん、名曲はたくさん。
古内東子は、どうもバラード系が有名になりがちなのだけど、
私は、この人のアップテンポな元気な曲がとても好きだったりする。
その中でも「かわいくなりたい」という曲は、
私の人生のテーマ曲でも、ある(笑)。
この人の曲を聴いていると、
女に生まれて、幸せだったのかも。と。
思える。
「女」を知るのに、おすすめのアーティストです。